H30年度6月より淡路市医師会長に就任しました大橋です。当医師会は市町村合併に伴い2005年に津名郡医師会から淡路市医師会になって今年で14年目を迎えます。この間、様々な出来事がありましたが、一番の気かがりは人口減少と感じています。淡路市でも14年間で5万1,000人から4万1,700人余に減っており、将来的に見ても人口増加は望めない状況です。必然、あらゆる職種で人手不足となり、当たり前のように受けることができた様々なサービスが、当たり前でなくなる時代がくるかもしれません。医療関連も例外ではありません。市民の皆様に健全な医療を提供するためには、行政との連携は勿論、あらゆる職種との連携が不可欠と考えております。幸いにも前任の松田会長の発案で企画された「裕次郎さんの終活」と題された市民の皆様に向けた劇を行いましたところ、大変好評であったと同時に、他職種の方との連携の基礎作りがなされたと感じております。その資産を更に発展させ、お互いに顔の見える関係を強化することによって、より良い医療を市民の皆様に提供すべく努力していきたい所存です。